ByteScope

Loudness Normalizer

録音を放り込むと(動画でも構いません。音声トラックだけを使います)、統合ラウドネス、ラウドネスレンジ、トゥルーピークがすぐに分かります。-16 LUFS などの目標を選んで WAV を保存すると、測り直した結果が目標と並んで表示されます。ファイルはパソコンから出ません。

ファイルはブラウザから送信されません — 処理はすべてローカルで行われます。

目標ラウドネス

-9 … 0 dBTP

プリセットはプラットフォーム名ではなく、その値がよく使われる場面で表示しています。公開先の基準は、公開先で確認してください。

音声・動画ファイルをドロップ、またはクリックして選択

複数ファイルをまとめて入れても、1 つずつ順番に処理します。アップロードはされません。

はじめる前に

  • 正規化が変えるのは全体の音量だけです。大きい所と小さい所の差はそのままで、それを均すにはコンプレッサーが必要ですが、このページには入っていません。
  • 小さな録音を目標まで上げると、ノイズも一緒に大きくなります。先にノイズ除去を通してください。
  • 目標に届かないときは、どれだけずれたかをそのまま表示します。数字を合わせるために音を潰すことはしません。
  • ファイルはこのタブの中で処理され、アップロードされません。
  • 長さの上限は、48 kHz で 1 ファイルあたりモノラル約 93 分・ステレオ約 1 時間です。実際の上限はファイルごとに表示します。
  • 出力は元ファイルと同じサンプルレートの 16 ビット WAV です。M4A・Opus 出力はこのバージョンにはありません。

このツールについて

音量の正規化とは、録音全体の大きさを目標のラウドネスに合わせて、エピソードや曲、動画ごとの音量差をなくすことです。このページの測定は EBU R128 の土台になっている ITU-R BS.1770-4 の K 特性アルゴリズムで、統合ラウドネス(LUFS)、ラウドネスレンジ(LRA、単位 LU)、トゥルーピーク(dBTP、4 倍オーバーサンプリングで検出)、サンプルピークに加えて、ファイル全体の短期ラウドネスの推移も表示します。そのうえで行うのは、全体に同じゲインを掛けて目標に合わせることと、基準を超えそうなピークをトゥルーピークリミッターで抑えることだけ。処理後にもう一度測り直します。背後にサーバーはなく、デコードも測定も書き出しもブラウザの中で終わるので、アップロードも順番待ちもアカウントもありません。音声ファイルも動画ファイルも使え、動画からは音声トラックだけを読み取ります。複数のファイルをまとめて入れると、同じ目標に向けて一つずつ処理されます。

目標の選び方

プリセットは -14、-16、-19、-23、-24 LUFS。トゥルーピークの上限は初期値 -1 dBTP で、-9〜0 の範囲で変えられます。-40〜-5 LUFS の範囲なら好きな値も入力できます。-23 LUFS は放送向けの EBU R128、-24 LUFS は米国放送向けの ATSC A/85 です。-14、-16、-19 は、ストリーミング、ポッドキャスト、モノラルのポッドキャストでよく使われる値としてだけ表示しています。各サービスの最新の推奨値までは確認できていないので、サービス名は書いていません。公開先の案内で確認してください。初期値は -16 LUFS です。

変えるもの、変えないもの

ここでの正規化は、ファイル全体への同じゲインと、上限を超えるピークだけに働くリミッターの二つだけです。ダイナミクスの圧縮も、イコライジングも、音質の修復もしません。ささやき声と叫び声が交互に来る録音は、処理後も同じように上下します。平均の位置が変わるだけです。それを平らにするにはコンプレッサーが必要で、このページには意図的に入れていません。目標に届かせようとするとピークが上限を超える場合は、リミッターが抑え、結果は「目標 -16.0、実測 -16.4 LUFS」のようにそのまま表示します。数字を良く見せるために音をつぶすことはしません。なお、とても小さな録音を 20 dB 以上持ち上げると、ノイズも一緒に大きくなるので、先に音声ノイズ除去をかけてください。

出力と上限

出力は元と同じサンプルレートの 16 ビット WAV で、ブラウザによるリサンプリングは入りません。M4A と Opus での出力はまだありません。デコードしたファイルはメモリに載せますが、Chrome のデコーダーは 1 チャンネルあたり約 2.68 億サンプルまでしか扱えないため、48 kHz ならモノラルで約 93 分、ステレオで約 1 時間が上限です。処理を始める前にページが長さを確認し、そのファイルの正確な上限を伝えます。2 時間の録音は先に分割してください。次の工程には、間を詰める無音カット、動画から音声を取り出す Extract Audio from Video、文字起こしの Video Subtitles が使えます。

よくある質問

録音はどこかに送信されますか?

いいえ。ファイルはブラウザがデコードし、同じタブの中で測定と処理を行い、WAV として書き出します。ページの背後にサーバーはないので、何も送信されません。ファイル名も長さも中身も、ブラウザの外には出ません。

目標は -14、-16、-19、-23、-24 LUFS のどれを選べばいいですか?

-23 LUFS は欧州の放送向け EBU R128、-24 LUFS は米国の放送向け ATSC A/85 です。-14、-16、-19 は、ストリーミング動画、ポッドキャスト、モノラルのポッドキャストでよく使われる値です。各サービスが今どんな値を求めているかはこのページでは分からないため、サービス名は載せていません。公開先にラウドネスの指定があれば、その数字をカスタム目標に入力してください。指定がなければ、話し声なら -16 LUFS が無難な出発点です。

結果が設定した目標とぴったり一致しないのはなぜですか?

リミッターが働いているためです。目標に届かせるためのゲインを掛けるとトゥルーピークが上限を超えるピークがある場合、リミッターがそのピークを抑え、ラウドネスは目標より少し低く着地します。ページは出力をもう一度測り、二つの数字を並べて表示し、リミッターが原因のときはそう説明します。ラウドネスレンジが広い録音や、鋭いピークのある録音でよく起こります。目標を少し下げるか、上限を少し上げると差は縮まります。

大きかったり小さかったりする録音も均一になりますか?

なりません。ファイル全体を同じ量だけ変えるので、小さい部分と大きい部分の差はそのまま残ります。差を縮めるにはコンプレッサーが必要で、声の質感が変わるため、正規化とは別の処理です。このページには入っていません。できるのは、別々のファイルを同じ平均ラウドネスに揃えること。ポッドキャストのシリーズや動画の詰め合わせで、いちばんよく必要になる作業です。

出力が MP3 や M4A ではなく WAV なのはなぜですか?

WAV は無圧縮なので、正規化した音を二度目の非可逆圧縮にかけずに済み、どの編集ソフトでも開けます。出力は元と同じサンプルレートの 16 ビットで、MP3 より大きくなります。48 kHz のモノラルで 1 分あたり約 5.8 MB、ステレオはその倍です。M4A と Opus での出力は予定していますが、まだ作っていません。小さいファイルが必要なら、書き出したあとで変換してください。

2 時間のポッドキャストも正規化できますか?

今のところ一度には処理できません。ブラウザはファイル全体をいったんメモリにデコードする必要があり、Chrome のデコーダーは 1 チャンネルあたり約 2.68 億サンプルが限界です。48 kHz ならモノラルで約 93 分、ステレオで約 1 時間にあたります。ページは作業の前に長さを確認し、そのファイルの上限を伝えます。音声編集ソフトで録音を分割し、各パートを同じ目標に正規化すれば、音量は揃います。