このツールについて
動画を1本、または最大20本までドロップすると、それぞれ音声トラックのない版になって戻ってきます。映像はデコードも再エンコードもしません。映像のパケットをそのまま同じコンテナの新しいファイルにコピーするので、MP4はMP4のまま、画質は同一です。例外は回転情報を持つWebM・MKVで、これらのコンテナは向きを保存できないため、向きを保つためにMP4として保存します(映像コーデックがH.264・HEVC・VP9・AV1以外なら、そのファイルは失敗としてコーデック名を表示します)。かかる時間はファイルを読む時間とほぼ同じで、アップロードは一切ありません。背景の会話を消してSNSに投稿したい、自分の音楽を付けるために元の音を外しておきたい、というときのページです。
Video Trimmerのチェックボックスと同じこと
このサイトのVideo Trimmerには「音声を外す」チェックボックスがあり、切り出した範囲に対してまさにこれを行います。このページは同じ処理をファイル全体に対して行うもので、「動画 無音」と検索してたどり着いた人のための入口です。加えて、チェックボックスにはできないことが1つあります。複数のファイルを一度に処理できることです。音を消しつつ短くもしたいならVideo Trimmerを、音声だけが欲しいならその逆をするExtract Audioを使ってください。
複数の動画をまとめて
最大20ファイルまで選べます。1本ずつ順番に処理され、形式が対応していない、開いてみたら音声しか入っていなかった、といった理由で1本が失敗しても残りは止まりません。1本なら単独のファイルとして保存され、2本以上はZIPにまとめます。同じ名前の入力が2つあれば、重ならない名前に直します。元から音声のない動画はそのまま通し、その旨を表示します。結果一覧には各ファイルの新しいサイズ、または失敗の理由が並びます。
正直な限界
外すのは音声トラック全体です。一部区間だけを無音にする、音量を下げる、音楽を残して声だけ取り除く、といったことはできません。どれも音声をデコードして加工する必要があるからです。音声しか入っていないファイルは、取り除くと何も残らないため受け付けません。1本ごとに結果を読み直し、音声トラックが残っていれば失敗として報告します。
デスクトップ版のChromium系ブラウザでは、選んだファイルへ直接ストリーミングで書き込むので、大きな動画でもメモリに全部載せる必要がありません。それ以外のブラウザではメモリ上で結果を組み立て、1本あたりの上限は約1 GB、ZIPにも別に上限があるので、まとめて処理する量が多すぎればページが止まって知らせます。出力に入るのは映像のパケットだけで、元ファイルのタイトル・撮影日・GPS位置といった説明用のタグは引き継がれません。動画が横向きに再生されるなら、Rotate Videoが同じコピー方式で直します。