ByteScope

Audio Oscilloscope

サウンドカードを 2 チャンネルのオシロスコープとして使います。対象はオーディオレベルの信号で、トリガー、FFT、各種計測、テスト音の発生器まで、すべてブラウザの中で動きます。

ブラウザの中で動きます。入力はここで読むだけで、アップロードはしません。

安全上の注意:小さな信号だけ

商用電源(100 V でも 200 V でも)、トランスの二次側、その他の高電圧回路をサウンドカードの入力に絶対につながないでください。パソコンが壊れるだけでなく、命に関わります。このページで扱えるのはラインレベル(ピーク・ツー・ピークで約 1 V、最大でも 2 Vpp 程度)とマイクレベルの信号だけです。業務用機器のライン出力(+4 dBu)は約 3.5 Vpp に達することがあるので、つなぐ前に必ず減衰させてください。それより大きい信号は、先に分圧回路で下げてください。

グラウンドループはハムノイズの原因になり、機器を壊すこともあります。信号線をつなぐ前に、2 台のグラウンド同士を先につないでください。

VinR1R2入力へ

大きい信号は分圧回路で

Vout = Vin × R2 ÷ (R1 + R2)。たとえば R1 = 9.1 kΩ、R2 = 1 kΩ(E24 系列の標準値)なら信号は約 1/10.1 になります。電力に見合った定格の抵抗を使い、入力につなぐ前にテスターで出力を測ってください。

入力

ブラウザを確認中…

テスト音発生器

発生器は出力デバイスから音を鳴らします。先に音量を下げ、ヘッドホンの音量は小さめにしてください。

左
右

位相は音の開始時に決まるため、再生中に値を変えると鳴らし直します。スイープは 5 秒間 1 回だけ走り、周波数と位相の設定は無視します。

制限

  • 帯域は約 20 kHz まで。高速な PWM のエッジやデジタルのタイミングは見えません。
  • 入力は AC 結合なので DC は測れず、方形波の平らな上端はゆっくり垂れます。
  • 振幅は初期状態では未校正です。校正しても目安にすぎません。
  • Windows の拡張機能や macOS の「声を分離」のようなオーディオ補正は有効なまま残ることがあり、ブラウザからは切れません。Windows ではサウンド設定から入力デバイスのプロパティを開き、「拡張」または「詳細」の項目を確認してください。macOS ではコントロールセンターのマイクモードを確認してください。
  • ノートパソコンによくあるヘッドセット兼用ジャックはモノラルのマイク入力なので、1 チャンネルしか出ません。

このツールについて

何が見えるか

このページはサウンドカードを、オーディオレベル信号向けの 2 チャンネル オシロスコープに変えます。YT モードでは時間軸に沿った波形を、2 チャンネル同じ目盛りに重ねて表示します。XY モードでは片方のチャンネルを横軸、もう片方を縦軸にとるので、リサジュー図形が描けます。FFT モードは対数周波数軸のスペクトルです。トリガーで繰り返し波形を静止させ、計測パネルには周波数、周期、ピーク・ツー・ピーク、RMS、デューティ比、2 チャンネル間の位相が出ます。

数値の出し方

すべてサウンドカードから届いたサンプルを元に、ブラウザの中で計算しています。振幅は初期状態ではフルスケール比で、コンバーターが出せる最大値を 1.0 とします。既知の電圧で入力を校正すると、以後はボルトで表示します。周波数はゼロクロスの平均から求めるので、画面に少なくとも 2 周期分が収まっている必要があります。テスト音の発生器は出力デバイスから音を鳴らすもので、ケーブルやチャンネル、出力から入力へのループバックを確かめるときに役立ちます。

できないこと

本物のオシロスコープの代わりにはなりませんし、商用電源、パワーエレクトロニクス、高速なデジタル信号を測るものでもありません。入力は AC 結合で、帯域は 20 kHz 付近まで、さらに OS 側のオーディオ補正が有効なままになっていることもあります。ページ内の「制限」の欄にひとつずつ書いてあります。

よくある質問

家庭用電源(AC 100 V など)やトランスをつないでもいいですか?

絶対にだめです。商用電源(100 V でも 200 V でも)、トランスの二次側、その他の高電圧回路をサウンドカードの入力につないではいけません。パソコンが壊れるだけでなく、命に関わります。サウンドカードはラインレベルとマイクレベルの信号専用で、分圧回路を入れても商用電源をここで安全に測れるようにはなりません。

方形波の上端がだんだん下がるのはなぜですか?

入力が AC 結合で、信号の DC 成分を通さないからです。その結果、方形波の平らな上端が平均レベルに向かってゆっくり垂れていきます。ハードウェアの性質なので、ソフトウェアの設定では消せません。

数値がボルトではないのはなぜですか?

初期状態では振幅をフルスケール比で表示しているからです。ピーク・ツー・ピーク電圧がわかっている信号を入れ、その電圧を入力して「校正」を押すと、以後はボルト表示になります。校正はあくまで目安で、保存されるのはこのブラウザ、この入力デバイスに対してだけです。

どのブラウザで使えますか?

想定しているのは Chrome と Edge です。AudioWorklet と getUserMedia が使えること、そして https の安全なページであることが必要です。Firefox と Safari ではこのページを試していないので、信頼する前に既知の信号で読みを確かめてください。

音声はどこかにアップロードされますか?

いいえ。入力はブラウザの中で読むだけです。サーバーには何も送らず、書き出した CSV や PNG もあなたのデバイスに保存されます。